about

FAD distortion

 今ではほとんど使うことのなくなってしまった手動のニットの家庭編み機で編んだ
オリジナルのテキスタイルを使い、少量生産しています。
既にヴィンテージの域にさしかかった、このアナログな機械を使い、なにか残像に
残るムードをまとったアイテムを開発しています。

 戦後の昭和の時代には、この家庭機が一家に1台 あり、家族の服をオカンが
作ってあげるような時代がありました。
時代を経て、既製品が安価となり、この機械は次第に姿を消し、今では機械自体は
オークションなどでしか手に入りません。

 家庭機の扱いは決して簡単なものではなく、テキスタイルの作成にも時間がかかります。
しかし、この機械を使うことで、コンピューター化された機械のニットとは表情の異なる、
独特の風合いが生まれます。

アナログだからこそ出せる表情を、ソリッドなプロダクトで提案しています。


<knitting machine music>   『編んで奏で、奏でて編んで』

 家庭機を扱うとき、かなり大きな音がする。それにダイヤルを動かしたり、つまみ
回したりするこの行為は、、、CDJの操作にも似ている。
この編み機が楽器だとしたら、、、という着想から、編んでいる時の音をサンプルリングし、
オリジナルの曲をつくる、『編んで奏で、奏でて編んで 〜knitting machine music〜』
家庭機の実演ととも、PCの音源を流すなどの展示も行っています。


<profile>
SANAE IWATA
ESMOD JAPON卒
メンズデザイナー、レディースニット企画を経て、
2015年よりニットの家庭機でテキスタイルを作成しはじめる


<stockist>
R for D (東京/神泉)
KAKAVAKA NAGOYA (名古屋)